CONKSブログ

大丈夫。ただ知らないだけなんだから。

秋…
ひんやりとした感じが気持ちいいなぁとややファンタジーな僕です。石井です。

僕が書くエントリーのほとんどは何気ないお客様との会話で感じた事がほとんどです。
聴き方を工夫して行くと、お客様はたくさんの事を話してくださいます。
お悩み、実はこうなりたい、今までの失敗談。スタイリング、メイク、etc…
その中で感じる事のほとんどがお客様は何も知らないということ。(けしてネガティブな感じではありません。^ ^)
どういうことか?
近年シャンプーにおいてもノンシリコンやら、オーガニックやらがドラックストアに並び飛ぶように売れる。。
けれどもノンシリコンにおいての基礎的な知識を知っている人はとりわけ少ないと感じるのは僕だけではないはず。
先日お客様との会話の中でお子様がフケっぽいのが気になるというお悩みをお聞きしました。
どうやら洗い過ぎ、もしくは洗浄力が高すぎるシャンプーをお使いになっていると僕は判断し、正しいシャンプーの仕方、おいてはシャンプーをする意味からお話をしました。
先日ご来店されたカットパーマのお客様。
広がりが気になるから、できるだけ軽くしてほしい。とのオーダー。
髪質は大きくうねるくせ毛の方。
そしてパーマはトップがペタンとしてしまうからトップからかけたいと。。。
否定ではありません。
否定ではありませんが、答えを言ってしまうと気になっているのは広がり、けれどもその広がりは雑に軽くするがゆえにでる広がりで、けして量が多いからではない。ましてや、広がりを気にしているのならトップからのウェーブは難しいのでは?
とお話をしました。
今あげた2つの事例は特別な方達というわけではもちろんなく、このようなことは新規のお客様に多いというか、ほとんどそうなんですが。美容室では特別なことではなくて、、僕は何を言いたいのかって言うと。
お客様は何も悪くない。お客様はわからないだけ。何も知らないだけ。
今まで担当した美容師が教えてくれなかったから、もしくはひきだせなかったことからおきる問題。
だからいつも満足しない、だからいつも美容室を探している。んじゃないかなぁと思うんですよね。
そう、お客様はわからない。僕も他の業界のことがわからないし、わからないからおしえてもらうし、調べる。
ソレと同じようにただ知らないだけ。
だから美容師はそういったこともふまえて教えてあげなければならないし、そうあるべきと思う。
お客様が美容にかけるお金が、時間がムダにならないように。
そしてお客様自身もご自身の担当美容師さんにたくさん教えてもらってくださいね。
それでは。

石井 篤史いしい あつし

石井 篤史プロフィール