マジかよ。こんな事ってあるのかよ。

柏南口美容室【サニーズ バイ コンクス】イシイアツシです。
 
 
卒業式、卒園式シーズンですね。
 
 
僕も少なからず、そんな方の晴れの日セットの予約をいただき、有難い限りです。
 
 
今日はタイトルにもある通り、マジかよ！そんなことってあるのかよ！って腰抜かすくらいの出来事があり、腰を抜かしたわけじゃないけどなんだか不思議な感覚に陥ってます。（とっても良い意味で】
 
 
 
今週の土曜に早朝でご来店されるお客様が夕方に袴を持ってきてくれました。
 
 
通常ならばそれをチェックし、足りないものがあれば連絡して当日を迎えるという流れ。
 
 
 
今回はその袴をお客様とそのお母様が持ってきてくださいました。
 
 
「お母様。わざわざありがとうございます。しっかりとチェックさせていただきますね！」と僕。
 
 
笑顔がとっても可愛いお母様。娘さん思いでわざわざ柏まで来てくれて…
 
 
「袴一式を持ってくるのは大変だから、なんか出来ることないかなぁって一緒に来ちゃいました。」とお母様。
 
 
「本当にわざわざありがとうございます！」とお見送りをして数分後。
 
 
カラン。コロン。とまたお母様とお客様がフロントに立っていた。
 
 
僕はすかさず駆け寄り。何かありましたか？と声をかける。
 
 
「お客さん接客中にごめんなさい。もしかして、石井さん？石井篤史さん？松戸の出身ですよね？」
 
 
僕「あっ。はい。そうです。」
 
 
お母様「やっぱり！〇〇幼稚園でしょ？」
 
 
僕「え？佐藤先生なの？」
 
 
僕は一瞬で察知した。お母様がいらっしゃってその笑顔を見た瞬間からなんだか不思議な感覚が続いていてなんなんだろこの感覚とずっと思っていたからだ。
 
 
僕は自分の記憶力にはかなりの自信があり、一度会った人は大抵忘れることはない。
 
 
実はそのお母様は僕の幼稚園年中組の担任の先生。佐藤先生だった。今でも興奮している。笑顔がステキな佐藤先生は僕が誰よりも好きだった先生で、年中組から年長さんに上がる時に先生が変わる事でショックを覚え、散々泣いた思い出があるくらい。w年長になっても佐藤先生が好きすぎて隣のクラスに居座った思い出もある。（僕が虹組で佐藤先生は茜組だった）
 
 
今から30年も前の事。
 
 
僕はどっかで会ったことあるかも。って思っていた程度だったけど、佐藤先生は覚えてくれていた。こんなことってあるのかよって実際声に出してしまいました。
 
 
その瞬間からは夢のような時間だった。
 
 
 
当時の事が瞬間的に思い出し、なんか涙が出た。
 
 
 
絶対に会うはずのない先生が目の前にいる。しかも30年も前のことを覚えていてくれてて、、、大好きすぎた先生だっただけになおさら。
 
 
僕はお客さんを待たせていたのでまたゆっくりと話したいと言い残し、名刺をお渡しした。お別れするのが本当に寂しかったけど、僕はプロ。お待たせなんかできない。察してくれた佐藤先生も何度も何度も振り返ってくれて手を振ってくれた。
 
 
人生でこんな日もあるんだな。
 
 
こんなことってあるのかよ。
 
 
捨てたもんじゃないな俺の人生。先生ありがとう。覚えてくれててありがとう。本当に嬉しかった。また会いたい。一緒に飲みに行きたいくらい。いやマジで。
 
 
 
しかも。
 
 
 
話はそれで終わりじゃなくてね、
 
 
 
佐藤先生の娘さんはうちの子達の幼稚園の先生だった。
 
 
 
マジかよ！こんなことってあるのかよ！
 
 

 
 
俺も幼稚園生だったんだな。
 
 
人生って不思議なものですね。

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