どーもこんにちは😊
千葉県柏市の美容室
SUNNY’S by CONKS サニーズバイコンクス
通称【柏サニーズ】
店長の石井正樹です✂️
今回は前回【アシスタント1年目の時の想い】
https://conksgroup.com/sunnys-blog/sunnys-blog-33611/
の続編【アシスタント2年目の時の想い】です。
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2年目を迎える前に僕にとってなかなかの大激震が。
神様はそう簡単に2年目には上がらせてくれなかったみたいだ。
なんと僕の働いていた練馬店を含め他の店舗のわりと尊敬していた方々が次々と退社。
カット練習を教えてもらう予定だった方々もまさかの退社。
カットカリキュラムがしっかりとしたものが無かったので、実質教えてもらえる人がいなくなったと言っていい状態。
僕のメンタルは総崩れ。
毎日毎日来てくれるお客様とは楽しくやっていたけど美容師としての先の成長が見込めない。
そうするとだんだんとやる気も失せてくるもので、次第に毎日新しい発見のあった楽しかったサロンワークもこなすだけのサロンワークになりつまらなくなってきた。
入社してまだ1年も経ってない、社会人経験として未熟な若造にとったら自分のメンタルを強く持つ事なんかなかなかできず、尊敬できる人の存在がとても大切で貴重な物だと気がついたのだ。
当たり前だった存在がいなくなり新たに尊敬できる人はいない。
楽しくない。
出勤するの嫌だな。
面倒だな。
のマイナス思考へのループにハマった。
その結果入社10ヵ月くらいで退社。
退社して1週間くらいは何もしないスロットばかりのニート状態。
しかし借金まみれの僕にとってお金を稼ぐ事は
当時は最優先事項だった。
(ちなみにこの時はローン会社3社くらいから借りてて7〜80万近くあったのかな…利息を払うための資金繰りで精一杯。)
その時に思い浮かんだ。
専門学生時代にアルバイトでやっていた歌舞伎町での深夜のカラオケのキャッチ。
専門学生のこの頃
あの頃は正直本当毎日が楽園のように楽しかった。
という思い出もあり当時一人暮らしの家から程近い池袋にあるカラオケ屋『747』にすぐ面接をしてもらい経験もあるとの事で、翌日から昼間の部でさっそく働かせてもらえる事となった。
そしてカラオケ屋に初出勤し当時の感覚でいきなり4人組みの大学生を見事ゲットしお店へご案内!
しかしなんか違う。
なんだろ?
全然楽しくない。
あの時のお客さんをゲットした時のワクワク感と違う。
胃がギューっと握り潰される感じでモヤモヤする。
『俺はいったい何をしてるんだ??』
と自問自答しながらもお客さんをカラオケ屋へご案内。
その後そのままお店の店長に
『辞めます。』
と言って初出勤初日からの初日わずか1時間程での退社。
バイト史上過去最速記録更新。
美容師がとんでもなく楽しいものだったんだと気づいて辞めたことへの後悔と、
これしか俺にはないんだ!という決意の瞬間でした。
そして気がついた時には、飲み歩いていた頃に出会い、ウチの美容室で働きなよ!ってずっと言ってくれていた当時の他の会社の幹部の方。
(今でいううちのコンクスグループのアツシさんくらいの立場、年齢の人)
に連絡をしていた。
さっそく2社目の会社で働く事が決まり同じ練馬区でアシスタント再開。
そこのサロンのオーナーはNYのヴィダルサスーンで学び
パリコレで様々なショーに携わる経歴でびっくり。
クリエイターという言葉はこの頃知りました。
当時のオーナーの何十年も前の作品
それからの僕はカット練習含め色々な練習に励む励む!
同じくらいの同期的な仲間もいたから励めた!
たくさんの店舗がある会社であちこちに短期間のヘルプで異動になってたけど
家から通勤1時間はかかるような場所へのヘルプの時期でも営業終わり練馬の方に戻ってきて夜練✂️
練習を週2で定期的に見てくれていた先輩にはめちゃくちゃ厳しくされ、
理屈まじりで冷静にボロクソに言われメンタルボロボロになりつつなりながらも、どこかで愛を感じれたので頑張れた!
遅くまで練習して遅くまで飲みについて行く!
そしてタクシーで帰る!
途中で気持ち悪くてタクシーの扉をあけてもらい吐く!
それの繰り返し。
芋焼酎・日本酒・ワインを覚えたのもその頃。
こんなイメージ
遅刻ギリギリの時はタクシーで店の目の前まで行ったり、ベロンベロンに酔って次の日昼14時頃まで寝てて大遅刻だったり…
(大遅刻は1度だけ)
そんなこんなで2社目に入った僕はカットを練習し始め、
アシスタントリーダー的なものをしながら
たまにカラーのみのお客様に人客したりと
Jr.スタイリスト一歩手前みたいな期間を過ごしてました。
この頃はただただ練習する事が楽しかった!
1店舗目の時にちゃんとしたレッスンも無かったし、
そもそも練習もしなかったからわからなかったけど、
すでになんとなく出来ていた技術にプラスで理屈・理論・原理が身につきミルミル技術精度が上達、再現性がUPしていき、技術が上手くなると喜んでもらえる人が増える、その結果さらに任せてもらえる仕事が増え、責任感もドンドン増していく。
技術は全国のサロンごとでやり方は違うけど毛髪知識や薬剤知識は全国共通だから知っておかなきゃダメだ!と言われて一生懸命知識も蓄えた。
カラーモデルさんを探すために飲みに行けば、
手作り名刺やお店のチラシに名前を書いて渡したり、通勤の帰りの電車の中で名刺を配り歩いたりした事もあった。
気持ち悪がられた事もあったけど当時はカリスマ美容師ブームの名残もあったのでどうにかいけた。
夢中になるきっかけって人それぞれだし何がきっかけで夢中になるかわからないもの。
だからできるできない、得意不得意とかやらない理由をつけてるより、若いうちは片っ端から手をつけてまずはやってみる。
やってみて良ければ更に良くするには?
ダメだったら何がダメだったのか?
を考えられる。
経験に勝るものはないし、言うても失うものもあまりない!
という攻めの姿勢のアシスタント2年目でした。
【3年目はついにデビューの刻】
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